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トリッキングってどんな競技? “武術×アクロバット”からなる「究極のスポーツ」

2023年1月23日

近年、パフォーマンスやアーバンスポーツの種目・分野は多様化を続けている。多くの魅力をもちながら、知らない・耳慣れないという理由だけで敬遠されがちな競技もあるだろう。

「そもそも◯◯って何?」「何がすごいの?」

そんな疑問を、各分野の第一線で活躍するスペシャリストたちとパートナーシップを結ぶPEEEKが解決する連載記事『アーバンスポーツ・パフォーマンス入門』。第1回となる今回は「トリッキング」を紹介する。

トリッキング 〜武術×アクロバットからなる「究極のスポーツ」〜

トリッキングは、バク転などのトリック(技)を連続で繰り出すアクロバティックな動きが魅力のエクストリームスポーツ。キック・フリップ・ツイストの3つに分類されるトリックが次々に生み出され、選手はそれらを独自の発想で組み合わせる。インターネットの発達によってプレー動画が容易に共有できるようになったことから、2000年代に世界的に流行した。

競技としては多くの場合1対1や2対2の対戦形式で行われ、トリックの難易度や一つのムーブ(演技の構成)を通しての完成度、そして独創性を競う。バトルには「ムーヴ制」と「制限時間制」があり、主に採用されるムーヴ制では、選手がラップバトルのように交互にムーヴを披露する。

場所を問わずプレーできることが強みのスポーツであり、国際大会でもストリートさながら選手と観客の距離が非常に近い。また、対戦という形を取りながらも競技者同士のコミュニティ意識が高く、大技を決めた選手を祝福して観客がフィールドになだれ込むシーンもよく見られる。
ライバル対決や師弟対決、絶対王者vs挑戦者の構図など、人と人の織りなすストーリーが大きな魅力だ。

最近は挑戦できるジムも増え、身近な存在になってきているトリッキング。試合やパフォーマンスを観るのももちろんおすすめだが、簡単なものでも自身でトリックを成功させたときの喜びは計り知れない。自分に合った楽しみ方で、トリッキングが「究極のスポーツ」と呼ばれる所以を味わってみてはいかがだろうか。
 
 
【注目大会】
Hooked Tournament(フックドトーナメント)
@オランダ・アムステルダム
・毎年12月に開催される世界で最も大きな大会トリッキング世界大会
・「トリッキングのオリンピック」とも言われ、40か国以上の国から800人以上もの選手が集まる
 
 
【PEEEKパートナー紹介】
ここからはトリッキングをプレーするPEEEKのパートナーを紹介する。

Taka(桜井鷹)

世界大会1on1準優勝の経験をもつ実力者で、2022年の「Hooked」でも第4位に輝いた。東京パラリンピックの閉会式をはじめ、多くのCMやミュージックビデオ等に出演。現在は指導者として若い世代の育成にも力を注ぐ。
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フウジュ

2019年の全日本大会でチーム優勝・個人準優勝を果たすと、同年の「Hooked」では準優勝。「Monster Energy」をはじめプロモーション実績も多数有する。
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Matsu(松岡歩武)

空中姿勢の美を追求し、芸術性の高いパフォーマンスを披露するトリッカー。三代目Jsoul BrothersをはじめとするアーティストのMVやライブツアー、テレビCMにも起用されている。2022年の年末にはNHK紅白歌合戦でMISIAさんのステージに出演。
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Yuto Onari(ユウトオオナリ)

トリッキング専門のアスリート、パフォーマー兼コンテンツクリエイター。自身でパフォーマンスするだけでなく、写真編集・動画制作まで行っている。
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Takuma

2019年「Tricking Battle of Tokyo」の一般個人部門で優勝し、同年の世界大会でベスト16入り。2022年には多くのMVやプロモーションビデオに出演した。
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